1.一眼カメラとコンパクトデジカメの違い
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(元記事はこちら。画像付きで見やすいと思います)
販売をしていた時にお客様から一発目にされる質問。
「一眼とコンデジ(コンパクトデジカメ)って何が違うの?」
という質問。
お答えしましょう。
そもそもカメラには光を集めるレンズ、それを受け取るセンサー、そしてシャッターというパーツがありまして、とりあえずそこが違います。レンズやセンサーの詳しい事については別記事で説明いたします。
CanonのコンデジPower Shot SX710HSとミラーレスEOS M3で比較をします。
挙げた順に説明すると、レンズの違いなのですが
もちろんコンデジはレンズ交換ができません。一眼は交換できるのでいろんな写真が撮れます。
レンズには明るさを示す「f値(絞り)」という数値があり、ほとんどのコンデジと一眼ではここに大きな差があります。
これは皆さんが欲しがるであろう写真の”ボケ”と明るさなどに関わってくる数値であり、低い方がよりボケて明るくなります。
では、コンデジのミドルクラスPower Shot SX710HSを見てみると。
こちらは一番低いfの値が3.2。
対してミラーレス一眼 EOS M3
これのダブルレンズキットについてくるEF-M22mm F2というレンズはその名の通りfは2。
この「f値」に関して、別の記事で詳しく説明しますが大きな差があります。
つまり一眼の方が暗いところに強く、背景もボケやすいっちゅーことです。
ついで"センサー"。これのサイズが違います。
SX710HSは1/2.3というサイズ、EOS Mに関してはAPS-Cというサイズ。
サイズ比較です。
SX710HSは1/2.3型、EOS MはAPS-Cです。
サイズの差がかなりあることがこれで分かりますでしょうか??
ちなみに1/2.3って、スマホと同じサイズです。
サイズが大きければ大きいほどたくさん光も情報も吸収できるので、写真も高精細になります。
そしてボケもセンサーサイズが大きい方が大きくなります。
なので一眼の方がボケるしめっちゃ綺麗な写真が撮れます。
最後にシャッター。
シャッターには2種類あり、レンズシャッターとフォーカルブレーンシャッターという物があります。
多くのコンデジはレンズシャッター。レンズの中にシャッターがあります。
一眼はフォーカルブレーンシャッター、センサーの目の前にシャッターがあります。
難しいことはさておき、出せるシャッタースピードがコンデジはショボくて、一眼は速い。
シャッタースピードは速い方がシャープに空間を切り取れます。(これもまた別の記事に)
あと、一眼とコンデジでは設定を変えられる範囲っつーのもけっこう違いがあります!
もちろん一眼の方が多いので撮れる写真のバリエーションは多いかもしれないですね。
まとめると、
センサーがおっきい。
様々なレンズが使える。
設定を変えられる箇所が多く、撮るのが楽しい。
と、一眼の方がいいところたくさんありましたが、
逆にコンデジに軍配があがる部分は
コンパクトであること。(持ち歩かなくては撮れない)
上にはあげなかったけれど簡単に遠くまでズームができること。
になります。用途に見合ったチョイスを。
ああ、文字で伝えるのって難しい。喋れば10分で終わるのに。
ということでだいたいな一眼とコンデジの違いは以上にして、次の記事に行きます。
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